
2~4限に3年生は,学級ごとにプレイルームで社会科の「昔の道具とくらし」という学習をしました。新潟市歴史文化課文化財センターから今井様,久住様,熊野様,髙木様にお出でいただいて,昔の道具を説明していただいたり,くらしに使ってきた道具を体験させていただきました。お持ちいただいた昔の道具には,羽釜や鍋,鉄瓶,まな板と包
丁,わっぱ弁当箱と竹の水筒,枡,炭アイロン,竿秤,印鑑入れ,銭箱,蠅叩き,下駄など・・・,黒電話もありました。子どもたちは,目にしたことがない昔の道具を興味深く見ながら説明を聞いていました。
その後,「綿きり」と「下駄歩き」,「洗濯板での洗濯」「天秤棒による水運び」に分かれて体験しました。綿きりでは,種をローラーでつぶして綿と分ける作業をしました。種をつぶすために強い力がいることが分かりました。下駄コーナーでは,一人一人が下駄を履いて歩いてみました。歩きづらいという感想を話してくれました。洗濯コーナーでは,固形石けんを布に付けて,板にごしごしとこすりつけて洗いました。洗濯用の固形石けんも珍しい様子でした。天秤棒の
水運びは,水をこぼさないようによろよろと
歩いていました。
子どもたちにとって昔の道具やくらしは,話に聞いてもよく分からないことだらけです。実際に道具を見て,触って,使って見ることができたので,とてもよい学習になったなと思います。
文化財センターの皆様,ありがとうございました。