
今日から21日まで,秋のスポーツテスト強調週間として,2限と3限の中休みに10分間ずつ赤白に分かれて,「ペースランニング」と「跳躍運動遊び」(雨天は,みんなで全校ダンス)に取り組んでいきます。春のスポーツテストで計測した結果,大通小学校の子どもたちは「立ち幅跳び」と「ソフトボール投げ」の結果が特に思わしくありませんでした。そこで今回の取組では,跳躍系の動きを取り入れて運動してみることにしました。
また,発達段階に合わせて,一定時間を一定の速さで続けて走ることができるように,「ペースランニング」の練習をしています。その練習の様子を「体育参観」として公開しますので,大勢の皆様から参観いただき,子どもたちに励ましの声を掛けていただけると嬉しいです。今日は,4限に5年生の体育参観が行われました。
白根北中学校区小中連携推進事業「拡大学校保健委員会」が白根北中学校を会場に開催されました。大通小学校からは,職員の外に,2名の保護者代表の方からも参加していただきました。今年度のテーマは「歯科保健について~歯に対する健康意識を高めよう!~」でした。最初に各学校の実態と取組についての報告がありました。
大通小学校の歯の健康状態は,
① 永久歯のむし歯罹患率・・・新潟市の平均値よりもわずかに多い。
② 歯垢の状態有所見者率・・・1~3年生は,歯垢の付着が市平均の2倍である。
③ 歯肉の状態有所見者率・・・市平均より低いが,特定の学年で高い傾向にある。
④ 治療状況(処置歯率)・・・H28(現在)は,77.8%(H27 市の平均は:63.3%でした)
その後,南区健康福祉課 看護師の田中様から,新潟市の歯科保健の現状について,お話を伺いました。それから,大通小学校の学校歯科医の椎名様から,「う蝕も歯周病も原因は細菌感染」という題で講演いただきました。むし歯も歯周病も細菌がバイオフィルムというバリアを張って自分のコロニーを作ってしまうので起こるそうです。そのバイオフィルムで覆われたコロニーでは,細菌が酸を出してカルシウムを溶かして奪って,歯をスカスカにしてしまうそうです。歯周病も歯周ポケットに細菌がバイオフィルムでコロニーを作るので,炎症が起こってしまうということでした。
対応策は,食後30分までにハミガキをして,バイオフィルムの膜を張らせないこと!ここが勝負の分かれ目だそうです。それから,第6の成人病「歯周病」の芽は小学生のころから生まれているので,掻き出すようなハミガキ,歯間ブラシやデンタルフロスなどでのケア・・・が必要だそうです。
健康のためには歯は非常に大事です。将来の自分のために,日々手を抜かないで1本1本ていねいに歯磨きしてほしいと思いました。