
昨夜の激しい雷雨とあられが朝も引き続いていて,帽子が飛ばされたり,傘があおられたりする「やや強い風(平均風速10m/s~15m/s未満)」が吹き荒れました。日中も激しい風が吹いたり,雷の後にあられが強く降ってきたり・・・と思えば,日が差して虹がかかったり,夏空のような青空が広がったり・・・と,いろいろな表情を見せていました。雪が降る前の新潟の天気だなと思いました。
荒れた天気の合間に,ぐっしょりと濡れた草,ぬかるむ表土をものともしないで,1年生が「たのし~ぃ!」と言いながら中庭を走り回っていました。服に泥を跳ね上げていなければいいけれどと少し心配になりましたが,歓声を上げて思い切り発散?していました。
各教室では,学習の進み具合を考えながら,11日に行われる「大通祭り」の準備を行っています。写真は,4の3です。ゲームの流れの確認をしたり,説明の仕方や記録の取り方を練習したりしていました。その外にも,劇の練習をしたり,ポスターを書いたりと,みんなが作業を分担して協力して行っていました。
5限には,5年生の算数(少人数)の授業を見合いました。学習は「平行四辺形の面積」の内容でした。個人思考や協同での思考の後に発表された考えは,平行四辺形の斜めの部分を切り取って反対の辺に移動させて長方形に変形させてから計算する方法でした。その際に検討されたのは,縦の長さを,斜めの長さで用いるのか,それとも,高さを用いるのかでした。長方形に変形させたことから,斜めの長さではないことが確認されました。この外にも発表はされませんでしたが子どもたちは多様な考え方をしていて,平行四辺形に補助線を引いて2つの合同な三角形にして,底辺×高さ÷2×2で考えていた人もいましたし,斜めに欠けたマスをつなげ合わせてマスの数を数えて解こうとしている人もいました。
一生懸命に考えよう,学ぼうとする意欲があって,素晴らしい学習態度の5年生でした。