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2015.11.19

3年生 アイマスク体験 & 避難訓練(引渡模擬訓練)

IMG_2736.jpg  昨日に引き続いて3年生が福祉の学習を行いました。今日は「アイマスク」体験でした。これからの社会は,「共生社会」です。文部科学省では,「共生社会」を次のように定義しています。

 「これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会である。このような社会を目指すことは、我が国において最も積極的に取り組むべき重要な課題である。」

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 日本では,国民の6%が何らかの障がいをもって生活しているそうです(H17,H22国勢調査人口及び各種基本調査より)。「共生社会」を創っていくには,障がいについて理解することが大事です。それは,日常生活やふだんの活動の中でお互いが適切な配慮や工夫をすることができ,障がいのある方の社会参加の機会もぐんと広がるようになるからです。

  3年生は,「アイマスク」をすることで視覚が奪われた体験をして,ふだん何気なくできている紙を折ることやコップに水を注ぐことがいかに大変な作業になるのか,それから,歩くための1歩が踏み出せないほどの恐怖感や障害物に引っかかったりぶつかったりする怖さを感じたことでしょう。けれども,その経験をもとにして自分にはどんなことができるか,その配慮や工夫についても自分のこととして考えることができたと思います。ぜひ学校や家庭,地域でこの体験を生かしてほしいと思います。

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  5限には,地震を想定した「避難訓練」を行いました。非常ベルの「揺れ」で机の下にもぐり込んだ子どもたち。P1540312.jpg素早い行動でした。今回は,「震度5」の設定で実施し,「家庭からの児童引き取り」を想定した動きを確認しました。今後,「児童引き取り」の方法が明確になりましたら保護者の皆様の協力を得て訓練を実施したいと考えています。その際は,どうぞよろしくお願いします。P1540344.jpg

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