
中庭にある池に赤い何かが見えました。休み時間に中庭に出てみると,その場所を子どもたちが覗いていたので,写真を撮りました。そこには,赤いスイレンが1輪,美しく咲いていました。近くに行って話をしてみると,その子どもたちは「赤いスイレン」を見ていたのではなく,その下に潜んでいた「亀」を見ていたのでした。見ているものは違っていても,生き物に興味をもってじっくりと観察しているなんて,えらいな!と思いました。
近くには,イチョウの木があり,銀杏が落ちていました。1年生の男の子が集めて「これ,何?」と尋ねるので,「イチョウの実で,銀杏と言うんだよ」と教えてあげました。すると,フルーツと思ったのか「甘いの? 」と聞かれました。「周りの実は食べることはできないよ。中に堅い種があって,その種を割ると食べられるものがでてくるよ」「おいしい?」「茶碗蒸しによく入っている緑色の枝豆みたいなもの,食べたことない?」「・・・・・」「特別おいしいというものではないね(本当はおつまみにはいいんだけれど)」・・・1年生の男の子は,両手いっぱいに銀杏を集めて持っていましたので,「その実を持っていると,
手がかぶれるかもしれないよ」と心配になって言いました。「かぶれるって?」・・・ん~・・・「痒くなるかもしれないよ」「手を石けんでよく洗っておこうね」と話すと,近くのドウダンツツジの根元に固めて置いて,校舎に入って行きました。何にでも興味をもち,様々な物事を柔軟に吸収していく立派な1年生だなと感心しました。・・・ まだ銀杏特有のくさいにおいはしていませんでしたが・・・手を洗ったかな?!(素手で触らないように学年で指導してもらいました!)
中庭には,4年生が育てている「へちま」もあり,大きい実がたくさん下がっていました。まだ黄色い雄花,雌花が咲いていて,夏が終わっていないことを思い起こさせてくれました。
この後,4の3の子どもたちが理科の学習で観察していました。
理科室と家庭科室では,2の2と2の3の子どもたちが「さんすう」の学習をしていました。「かさ」の学習で,鍋ややかんに入る水のかさを,「L(リットル)ます」を使って調べているところでした。グループで実際に活動して「かさ」をしっかりと学んでいました。
5限には,5年生で「歯肉炎予防教室」がありました。お二人の歯科衛生士さんからご指導いただいて,歯の染め出しやブラッシング指導を受けました。一生使う歯です。大切にして長く付き合いたいですね。