
ホテル万長を出発し、二日目の活動スタートです。
日本はかつて「黄金の国」と呼ばれていましたが、日本の金の最大の産地がこの佐渡金山で、400年以上の歴史があります。
人の手で、この金山を掘り進めたというのですから、驚きです。
「割戸」といい、山がV字に割れている部分がありますが、これも人の手で掘り進めた結果とのことです。
金山をあとにし、相川技能伝承館へ。
「ろくろ体験」「手びねり(手造り)体験」「さき織体験」に分かれての活動です。
「ろくろ体験」と「手びねり(手造り)体験」は、佐渡の赤土を使って湯のみ茶碗やお皿等をつくります。うまく形を整えられるよう集中して活動していました。作品は焼き上げてもらい、学校に送付される予定です。完成が楽しみですね。
「さき織体験」は、「ネマリバタ」という織り機を使って、細かく裂いた布を織っていきます。古くなった布を新しい布にするリサイクルの技術が昔から伝承されています。トン、トンと、一段ずつ織り込んで織物をつくりました。どんな柄になっているでしょうか。こちらも楽しみですね。
さて、体験後、伝承館のすぐ近くにある「北沢浮遊選鉱場」を見学しました。
ブラタモリでも紹介されたことがあるし世知です。
こちらはかつて金や銀を取り出す施設で、東洋一の選鉱場と言われていました。
日本ではないような風景。まるでラピュタの遺跡のようですね。
活動を終え、お昼ごはんです。
二日目のお昼は、佐渡のご当地グルメの「ブリカツ丼」です。
豚肉ではなく、魚のブリの身をつかったカツ丼です。
「もっと食べたいなぁ」と思った子どもたちも多かったようです。
体験活動のすべてを終えました。この後は、両津港に向かい、お土産タイム、そして帰路となります。
(その5:最終回へ続きます。次の更新をお待ちくだい。)