
台風の影響で,少しばかり雨が降りました。けれども,畑の土に染み込むまでにはまだ足りないようでした。
1年生の教室を訪れると,教室とテラスで活動していました。すぐに,「赤い花が三つも咲いたよ」「青い花ばっかりだ~」「青い花が早く咲いたんだよ」と,自分のあさがおのことを教えてくれました。子どもたちは,大切に育ててきたあさがおの観察日記を一生懸命に書いていました(右の写真)。教室の中では,上手に色塗りをしていました。とてもよく描けていました。
ロング昼休みには,大空児童会の掲示広報委員会が主催して,「なかよしオリエンテーリング」が行われました。楽しくオリエンテーリングをしながら,校内の掲示物などに興味・関心をもってもらうことがねらいです。
初めに,大空グループ毎に36班に分かれて,掲示広報委員会から説明を聞きました。内容は,校舎のあちらこちらにある8カ所のチェックポイントを巡って問題に答えていき,後日(明日?)の昼の放送で満点のグループが発表されるということでした。
チェックポイントには,掲示広報委員会のメンバーがいて,紙に書いた問題を掲げていました。「この廊下に掲げられている◯◯の絵は何年に描かれた絵か?(3択問題)」「参考作品の絵は何枚掲示してあるか?」,「壁画の題は?(3択)」など・・・とても楽しい問題でした。「北校舎にある水飲み場の蛇口の数は?(3択)」 という問題は,この問題と掲示物とどんな関係があるのかがよく分かりませんでしたが,一番グループメンバーが活動的に動いていた問題でした!それから,「きゅうりになる前の花の色は,何色?」という問題を出して,さりげなく2年生の野菜づくりの観察カードに注目させていました(左上の写真)。ナイス!アイディアだと感心しました。
これまで様々な委員会活動を見てきましたが,掲示物に興味・関心をもって見てもらいたいというイベントを行った委員会を見たことがありませんでした。素晴らしい企画だったと思いました。
それから,子どもたちの活動の様子でも感心したことがありました。それは,全校の子どもたちが一斉に活動するので,6年生が1年生と手をつないで一緒に歩いてくれていたことです。また,体育館には「迷子センター」が設置されていました。素晴らしい配慮!思いやりの気づかい,「大通しぐさ」ですね(実際に何人も迷子の放送がありました)。優しい心をもった子どもたちだなと思いました。