天候が心配されましたが，移動以外の時間は天候が回復し，無事に計画したぶどう狩りや市之瀬幼稚園との交流を楽しむことができました。

1台のバスに年長組から年少組までのすべての園児と職員が乗り、にぎやかに過ごしました。

「あの青い看板のある所の近くにおうちの人の会社があるんだよ」

「あのタワーは何？」

車窓から見える風景に様々な声が聞こえます。

そのうちに年長さんがアルビレックスの応援歌を歌い始めました。

続いて年中さんが「とんぼのめがね」，年少さんが「園歌」を披露してくれました。

「白根グレープガーデン」に到着すると，子どもたちの頭上の棚に実ったたくさんのぶどうの房の中から，一人一人がお気に入りのぶどうを選んで先生と一緒に収穫しました。

市之瀬幼稚園では，子どもたちが楽しみにしていたお弁当を食べました。お弁当箱のふたを開けると嬉しそうにおかずやご飯・おにぎりをほおばります。

おなかがいっぱいになったところで市之瀬幼稚園の子どもたちが「歌」と「ダンス」で沼垂幼稚園の子どもたちを歓迎してくれました。物おじせず堂々と話をする市之瀬幼稚園の子どもの姿はとても素敵でした。

広い園庭に出た子どもたちは，コオロギやバッタを見付け，夢中になって追いかけ捕まえようとしていました。

帰りのバスの窓越しに市之瀬幼稚園の子どもたちや先生方に手を振ってお別れすると，思う存分遊んだ子どもたちの中にはうとうととし始める様子も見られました。

子どもたちはみんな元気にお迎えのおうちの方の所に戻ってくることができました。