
『給食室からの出火』を想定して避難訓練を行いました。
「ジリリリリリ・・・・・・・・」
15秒ほどの非常ベルの後,園長先生が放送で子どもたちに呼び掛けます。
「口を閉めて,園長先生の話をよく聞いてください。火事になりました。ハンカチを当て,煙を吸わないようにして,ことりのへやに避難してください」
すると,担任の先生の周りに集まった子どもたちは,安全に非難するための準備をします。先生に手伝ってもらいながら防災頭巾を身に着けます。そして,マスクで口を覆い,一言もおしゃべりをすることなく,ことりのへやに集まってきました。


職員も保育室やベランダなどに逃げ遅れた子どもはいないか素早く丁寧に点検します。そして,すべての子どもの避難完了と無事を確認した後,園長先生からお話がありました。
「みんなの命を守る訓練をしました。二つのことがとてもよくできました。一つ目は,おしゃべりをしないことです。二つ目は,煙を吸わないように,ハンカチなどでお口をしっかり覆うことです。とてもよくできました」
ほめていただいた後,ハンカチで口を覆い,身を屈めて,先生から離れないようお部屋に戻っていく子どもたちの様子は,訓練が終わっても真剣そのものでした。

今日の避難訓練では,すべての子どもたちが立派に命を守る行動をすることができました。