
ほし組の子どもたちはグループの友達と一緒に大切に野菜を育てています。収穫の第1号はキュウリの予定でした。
ところが...翌朝,苗のそばにキュウリが転がっていました。おいしいところはかじられたような跡があります。
「どうしてだろう」「なにがあったのだろう」と子どもたちは考えます。ナメクジ・アリ・ハト・ネズミなど,様々な生き物の名前が出てきます。かじられた跡や目撃情報,これまで見聞きしたことのある内容から,ほし組探偵さんたちはカラスが食べたのではないかと考えました。大切な野菜をカラスから守るための大作戦会議では,たくさんの名案が出てきました。
その1「銀色折り紙作戦」
ピカピカの面を見えるように丸める・CDのような形に切る・怖い顔を描く・手鏡のようなものを作るなど,思い付いた形を作ります。
その2「CD作戦」
使い損じたCDをたくさん集めて紐を付けます。
その3「かかし作戦」
子どもたちの代わりにカラスの見張り役になってもらいます。
他にも罠を掛ける,怖い顔を貼る,野菜をベランダに持って来るなど,たくさんの名案があります。野菜を守るというみんなの思いが高まり,一人一人の考える力が発揮されています。みんなの作戦が成功し,野菜が収穫できますように。
今日から,かかしの「もへじさん」がみんなの野菜を見守ってくれます。