
小春日和のおだやかなお天気の日,年長組の生活発表会が行われました。
初めは,園長先生のご挨拶です。
さあ,子どもたちが張り切って入場してきました。お家の方を前に少し緊張していますが,堂々と立っています。
みんなで元気よく歌を歌いました。
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劇遊びは「さるかにがっせん」
いろいろな動物が登場します。
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役になりきって演じる姿がたくさん見られました。それぞれの場面に合った効果音も担当しています。
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自分の役割,せりふを頑張って言います。
年長組は,この生活発表会へ向けて,協同的な活動を大切にと取り組んできました。「協同性」は、友だちのとの関わり合いのなかで、共通の目的を実現するために協力したり、工夫したりする経験を通して育まれていきます。生活発表会に向けての取組は,まさにぴったりの体験です。子どもたちは,劇遊びの中で,お互いの良さを見聞きしたり,認め合ったりしながら,どうしたらもっとよいものになるかな?と考えながら当日までを過ごしました。
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さる役の子どもたちです。最初にお母さんがにとのやり取りの後は,ステージ奥の山へ戻り,クライマックスシーンまでは出てきません。しかし,前方で繰り広げられる,他の動物たちのやり取りを遠くから見つめたり,バナナを食べたり,2匹のさるで「えーーーっ」とやってみたり,自分の役になりきって演じていました。これは,「今は台詞がある場面ではないけれど,自分たちの演じ方や役割が,劇の中で大きなポイントになる」と考え,行動しているからなのです。「さるはどうやって過ごしていたのかな?」と二人で考え・・・考え・・・しながらの熱演には圧倒されました。
アンコールに応えて,満足した表情の子どもたちが退場していきます。お家の方々からは大きな大きな拍手が送られました。