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2021.11.30

霜月11月から師走12月へ

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一年を24と72の季節に分け、それぞれに美しい名前がつけられた「二十四節気」と「七十二候」・・・四季よりも細やかな季節感を表すこれらの言葉が私はとても好きです。

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七十二候では「朔風払葉」(きたかぜこのはをはらう)に入りました。「朔風(さくふう)」は北風のことで、冬の冷たい木枯らしが吹き始め、木の葉を払い始める頃という意味合いです。

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今日は,朝は冷え込んだものの,よいお天気となり,子どもたちは落ち葉の舞う美しい園庭を元気に走り回りました。走っているうちにあたたかくなり上着やコートを脱いで活動している子どもたちもいます。

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今日で11月が終わり,明日から師走12月。落ち葉の季節も終わりです。風や雨が木々の葉を落としていきました。用務員の先生が片付けてくださった落ち葉の袋はどのくらいになったでしょうか。沼垂幼稚園にはそれだけたくさんの木があるのです。

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落ち葉は自然の造形美そのものであり、無限の色の宝庫です。日本史を紐解くと,江戸時代には何度か奢侈禁止令(しゃしきんしれい)が出されました。「奢侈(しゃし)」とは「贅沢」を意味します。贅沢につながるということで,「茶色」はその当時,禁止された色の一つでしたが流行しました。それほど江戸時代の人たちの心をとらえたのです。

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それは現代にもつながります。色鮮やかな美しい園庭で,元気に遊ぶ子どもたち。美しく色づいた葉っぱを眺めたり,遊んだりしながら,感性を養っていきます。

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日が低くなり,ステンドグラスをきれいに抜けてくるようになりました。秋の壁面,紅白のナンテン,寒椿・・・等々。幼稚園の中には季節を感じられるものがたくさんあります。「きれいだね「すてきだね」・・・毎日,季節感を大切にした園内で過ごす中で子どもたちの感性は育ち,磨かれていきます。

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肩寄せ合って,お友達とおはなし・・・うふふ,うれしいね。

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「この中,何があるのかな?」「わーおもしろいかたち」

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「空がきれいだね」「そうだね」せんせいと空を見ながらほっこりおしゃべり。

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今日はおうちの方々が,きらきら池に入った葉っぱをきれいにしてくださいました。これだけたくさんの落ち葉ですから池にも入ってしまいます。

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落ち葉で水面が覆われてしまうと太陽の光が届きにくくなります。生態系にも配慮した池清掃です。寒い中,本当にありがとうございました。

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飛行機雲が青空に一筋,すーっと線を引いた日。11月,たくさん外で遊びましたね。

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明日から12月。もう少したつと,この大いちょうの葉っぱもみんなとんでいきます。寒さに向かいますが,みなさんかぜなどに気を付けられて元気にこのブログを読んでくださいね。

【11月30日のきゅうしょく】ごはん,おでん,ちりめんじゃこのつくだに,ふうみづけ,ミルクデザート,ぎゅうにゅう

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