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2021.11.29

ひなんくんれん

避難訓練をしました。今回の訓練では,地震と津波(河川の逆流等も)を想定し,一次避難のあと,高い場所への二次避難をします。

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防災ずきんをかぶって避難します。担任の先生は,避難のときに大切な「お は し も」の合言葉を,学年に応じて分かりやすく伝えます。

年少組では,先生は,うさぎさん人形とおはなしをしながら,大切なことを子どもたちに教えていました。

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「避難するときは,防災ずきんは直ぐにかぶります。『あっちのがいい』『こっちのはいや』『わたしのはこれよ。かえして!』・・これでいいかな?」

担任の先生が尋ねると,「ちがーう」「だめー」「どれでもいいからすぐかぶる」

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おはなしを聞いた子どもたちからは,ちゃんと答えが返ってきました。すごいね。『わすれものをしたからもどる~』これはどうかな?再び先生が尋ねると「だめー,《どらない》から・・」そう。これも覚えていました。

避難訓練の放送が入り,子どもたちは防災ずきんを素早くかぶりました。そして,担任の先生に続いて園庭に出てきました。

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園庭へ避難の後,高い場所への避難が必要という判断で,今度は階段を上り避難します。

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《お は し も》の《お》・・・子どもたちは,押さないで階段を上がっていきます。

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先生方が確認して避難完了。園長先生が命を守る避難訓練の大切さや,「お は し も」の合言葉を守り,よく先生のお話をきけたことを良くできたとほめてくださいました。全員,園長先生の顔を見て真剣に聞いています。

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お部屋に戻ってから,担任の先生がよくできたところを具体的にほめています。例えば,このクラスでは防災ずきんのデザインが2種類あったのですが,子どもたちは,手に取ったずきんをすぐ着けて避難しました。先生がそのことはとてもよかったとほめていました。そうですね。地震や災害の時に「あっちのデザインがいい」とか「これはいや」とか言っていられません。頭を守ることは命を守ることにつながります。

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「よくできたねー,かえるさんにもきいてみようか?」と年少組の先生がかえるさんに聞いています。すると,かえるさんは「いちれつならびができなかった・・」と言いました。「ああ,そうなのね。大丈夫よ。今,年少組さんが教えてあげるから・・・」と年少組と一緒に1列並びをしていました。この日の訓練で,1列並びが初めてだった年少組。園庭やはなのへやでは先生に並べてもらっていました。でも,訓練の後は「かえるさんに見せてあげるんだ!」と意欲満々。どこに先生が立っても1列並びができました。こうして年少組は楽しみながら1列並びを覚えました。

子どもたち自身の身を守る力につなげるために,避難訓練の時にできなかったことは,こうしてきちんと伝え,身につけさせています。

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