
作品鑑賞ウイークの最後を飾るのは,年少組の参観です。お友達と朝の活動。ペアで踊ったり,手をつないで大きな大きな丸になったり・・・。2学期も終盤。年少組はたくさんのことができるようになってきています。
ペアを変えて,次々にお友達を探します。「いっしょにやろう!」「うん」嬉しい声が響きます。
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最後はクラスみんなで大きな輪になって踊りました。みんなでやると楽しいね。
今日の造形活動は・・・。
「気に入った秋の葉っぱや木の実を使って,すてきなすてきなごちそうをつくりましょ・・・。」と先生がみんなに話しています。「葉っぱ屋さんに・・どんぐり屋さんに・・・いろいろなお店があるわ。どれにしようかしら・・・」先生が迷いながらいろいろと選ぶところからお見本を見せてくれました。
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「よーし,ぼくはこれ」「わたしはこれがいいな」子どもたちが木の実や葉っぱや枝を選びに来ました。
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「いろいろある~」「これがつかいたいなー・・・」
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カップを使って・・・。どんぐりを並べて・・・。子どもたちが考えることはどんどん広がっていきます。
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「どうやったら,えだをたてられるかな?」「たりないの?これつかってみる?」
のばしたり,おしたりしていろいろ試してみる子どもたち。創造の翼はどんどんと羽を広げ,次から次へと新しいものを生み出します。
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つくりたいものが思い浮かんだ彼は,ねんどを押して,土台をつくっています。もっと押して平たくしたい・・・。そう思ったので・・・。
腕まくりをして肘で押しています。工夫していますね。「よし,これでいいぞ」
できたごちそうは,秋の味がいっばーい。
造形活動の後は,親子で作品鑑賞。先生が,絵の見どころを解説してくれます。そして,3歳児の絵,4歳児の絵,5歳児の絵・・・とそれぞれの絵の良さも話してくれました。
先生は,子どもたちにもわかりやすく鑑賞のマナーを話してくれます。おうちの方もよーく聞いてくださいました。
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おうちの方に見てもらって嬉しい子どもたち。にこにこ顔が広がります。
芸術の雰囲気に浸る,秋の作品鑑賞ウィーク。鑑賞活動を通して,少しずつ鑑賞のマナーを身につけていきます。
やがて大きくなり,美術館や博物館を訪れた時の鑑賞マナーは,こうして幼児のうちから培っていくことが大切だと思うのです。