
今朝はすごい雨でした。朝の早い時間は雨に霰も混じるような日でした。雨降る中,今日も子どもたちは元気よく登園してきました。みんな元気で嬉しいな。
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外の葉っぱは,風で降るように吹き飛んでいきます。
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幼稚園の中でも,葉っぱがきれいに色づいています。
「きょうはみんなでここに,『かぜ フーホッホ』してみよう!」先生が画用紙と絵の具とスポンジスタンプを持ってきました。
「かぜ~~~,ホッホッホッホツホッ~~~~」スタンプの動きに子どもたちは大喜び。そして,「きのう,かぜフーホッホッしたとき,はっぱかとんでいった」「すごくつよくふいてた」「ザーッっていってた」等々・・・前の日に園庭で体験したことを思い出します。
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「かぜーーーーーー ホッホッホッホッホッ」
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「ポンポンポンポン・・・・」「きれいになってきた」「もっとたくさんフーホッホしていい?」
かぜの うずまき・・・おちばの おいかけっこ・・・おちばがシャリシャリシャリシャリ・・・・強い風の中,降るように舞った美しい葉っぱを追いかけたこと。飛ばされそうになりながら足を踏ん張ってお友達と走ったこと。
子どもたちは遊びで体験したことが,次の活動へとつながっていきます。体験が新鮮であり,印象深いほど,次の活動は豊かに充実します。
強い風の日,色づいた落ち葉が舞う様子を見たこと。どうどうと木々のざわめきを聞いたこと。美しい園庭で,「フーホッホ」と落ち葉を追いかけたり,風に向かって走ったりしたこと。それらの体験が心地よく子どもたちの心に残り,翌日のスタンプ遊びでは,鮮やかに紙面に表すことにつながりました。先生方はこのようなことを見据えて,遊びや活動を構築しているのです。
【11月12日のきゅうしょく】ごはん,けんちんじる,とりにくのやくみソースに,ごまびたし,ぎゅうにゅう
黙食も身についてきた年長組。
強い雨の降った今朝,虹が出ましたね。みなさんは見えましたか?晩秋から初冬にかけての虹は「時雨虹(しぐれにじ)」と名前がつくほどよく見られる現象で, 俳句や文学では冬の季語にもなってます。今朝は気温も下がり,虹を見ながら今季初めて「寒い」と感じましたが,同時に「心が震えるほど美しい」と思いました。