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2025.05.22

ある朝の出来事

「人ってなんて素敵だんだろう」と思うことがあります。ある朝、そんな出来事が2つもありました。

1つ目です。下学年のある子がある事情で登校時に泣いていました。その子をめぐってたくさんの人たちが温かく接しています。1 通りがかった高校生がその子に声をかけ、なぐさめてくれようと立ち止まっていました。2 そこに通りがかった当校の保護者が高校生に声をかけバトンタッチしました。3 我が子を送って帰宅途中の保護者の方が見て、バトンタッチして学校まで送ってくださろうとしました。その方にとっては2回目の見送りです。このお二人は、予定もあったでしょうに、我が子だけではなく、他の子も大切に思ってくださっているのです。4 更に、通りがかった高学年のある子がバトンタッチです。その子の手をずっと引いて、登校していきました。5 そして、たまたま通りかかったその子の保護者がお礼の言葉を添えてバトンタッチです。「人ってなんて素敵なんだろう」とジーンとしました。

2つ目です。ある子が交差点で転んでひざをすりむいてしまいました。その様子を見た近くのお店の方が、その子をお店に連れてきて、優しく声をかけ、手当てをしてくださったのです。転んで不安だったその子は、心強く、そして安心できたに違いありません。お礼に行くと開店の準備を大急ぎでやっていらっしゃいました。時間のない中、助けてくださったのです。「人ってなんて素敵なんだろう」とぐっときました。

#00 学校生活の様子