
学校では、ほとんどの時間、同じ学年の子どもたちと一緒に生活をしています。同じ年代の子どもたちと生活することは、発達段階が近い集団で同一歩調で学べるよさがあります。その学びに加えて、異学年との活動で学ぶことは、発達段階が違う子どもたちが、教えたり、教わったり、リードしたり、真似したりするよさがあります。だから、学校では意図的に縦割り活動を設定しています。写真は、年度初めの顔合わせ会の様子です。6年生が1年生を迎えに行き、手を引いて場所まで連れていきます。恥ずかしくて自己紹介ができない子は6年生が代わりに言ってあげています。6年生はみんなが楽しんでいるか確認しながら遊びの指示を出しています。下学年はそれらを見ています。こうして、よい伝統は引き継がれていくのです。



