今日は6年生のカブトムシ博士が、今夏のカブトムシ(校長室に住んでいます)は卵や幼虫を残したかどうかを調べ、もし、いたとしたら来年に向けて、どのように環境を整えたらよいのかを伝授しに来てくれる日です。
初めに軍手をはめ、ケースから丁寧に土をかき出します(直接、幼虫に触れると、人間の体温が高く、幼虫は火傷してしまうのだそうです)。
するとなんと、6匹の幼虫が育っていることがわかりました。
ただ、土の水分が少なく、幼虫にとって、成長しづらい環境にあるということで、幼虫が住みやすい土づくりからはじまりました。
するとそこに、虫の大好きな1年生がお手伝いに加わってきました。
カブトムシ博士は、土に水を加えながら、これが最適のかたさだよとか、これが幼虫の糞だよとか、幼虫は土に潜るとき、らせん状に潜るんだよとか、沢山の知識を1年生に教えてくれました。
校長室は、小さな教室のようです。
おかげで、来年に向けて、次世代のカブトムシの環境が整いました。
昼休みの短い時間でしたが、6年生のカブトムシ博士による、素敵な昆虫ゼミナールとなりました。