「校長指導指揮により、教職員42名の身を挺した避難誘導により、一名の事故者もなく生命の安全を保することができました。これひとえに、諸先生方の崇高なる使命感によるものと全父兄深く感謝し~」そして、教職員と地域と保護者の方々の力で、傾いた校舎から教科書や鞄、机、椅子などの学習用具が安全に運び出され、その後、いち早く授業を再開することもできたそうです。これらのエピソードからは、保護者と地域と学校が力を合わせ、子どもたちの命と学びを守るために当時から総がかりで復旧・復興に尽力された方々の様子が分かります。南万代小学校では、このことを忘れずに、これからも安心・安全な南万代を作っていこうと、「南万防災カリキュラム」を整え、学習を進めています。
上の写真は、南万代小学校1階の会議室前の廊下に貼られている「南万防災カリキュラム」の全体像(下)と、本記事で紹介したグラウンドの石碑文(左上)、特色ある教育実践 優良賞の賞状(右上)です。