11月9日(水曜)、16日(水曜)に「あがのがわ環境学舎」様のご協力のもとで、1年生が水俣病についての学習を行いました。9日は水俣病とは何かについて、原因や被害、水俣病患者への偏見や差別などについて講義形式で学びました。16日は現地研修を行いました。午前中は阿賀町の旧昭和電工跡地を訪れ、当時の写真や地図を見ながらガイドさんからレクチャーを受けました。午後は環境と人間のふれあい館を訪れ、語り部の小武節子様の体験談をお聞かせいただきました。
【生徒の感想より】「工場周辺の現地見学では、正面玄関が昔のまま残っていてすごいなと思いました。今はすごく静かな町で、昔あんなににぎわっていたのが不思議に感じました。」「被害者の小武さんの話を聞いて涙が出ました。小武さんは今までたくさん嫌なことや辛いことがあったけど、みんなの前で顔を出して水俣病のことを知らせたいとお話されて、とてもすごい方なんだと思いました。」「多分今でも水俣病を誤解して心無い言葉を言う人たちもいると思うけど、1人1人がしっかりと水俣病を知ることで、差別や偏見は無くなると思いました。これからも水俣病について学習していきたいです。」