9月15日(金)に,延期していた全校角田山登山を実施しました。当日は,絶好の登山日和のなか,大きなけがや事故もなく無事に終えることができました。
巻北小学校では,1年生から6年生の約10人で編制したスマイル班で登山に臨みました。4月から6年生がリーダーとなって交流を深めてきた集大成が,この全校角田山登山となります。どのコースも登山を含んで歩く距離は約8㎞です。1年生にとっては,初めて挑戦する距離になる子もたくさんいます。
上学年の子どもたちは「もう少しで休憩だよ」「リュック大丈夫?」などと声を掛けたり,実際に水筒やリュックを持ってあげたりしながら,約8㎞の行程を歩きます。6年生や5年生になると,低学年のリュックを持つことが,高学年の優しさの証となっているのです。これは決して教師の「低学年が大変そうだから持ってあげて」ではなく,「高学年になったら,リュックを持つ」という子どもたちの自主性によるものです。これが,巻北小学校のスマイル班の伝統の姿となっています。今年も,子どもたちのこのような姿がたくさん見られました。
子どもたちが安心して活動できたのは,延期したにもかかわらず,20名以上のボランティアの方に活動を支えていただいたからです。延期で人数が足りないのではないかと,多くの方から連絡をいただき,「北っ子のために」と支えていただきました。帰り際には「また来年も来ます」と,来年のボランティアを予約してくださる方もいらっしゃいました。本当にありがたいことです。これからも,よろしくお願いいたします。子どもたちの感想は,次回の「越王だより」でご覧ください。