6月30日(金)から7月1日(土)に,5年生が妙高体験教室を行いました。
1日目は,源流探検を行いました。活動班ごとに指導者の先生に引率してもらいながら,小川をさかのぼっていきました。スタート地点の水温は13℃でした。川には大小様々な石があり,普段は舗装した道路を歩いている子どもたちにとっては歩きにくそうでした。でも,歩きやすいところを見つけながら徐々にペースを上げていく姿は頼もしかったです。
流れの緩やかな場所では,水生昆虫の観察をしました。石をひっくり返すとトビケラやカゲロウなどがいました。子どもたちは,宝探しをするように水生昆虫探しに夢中でした。さらに,川上に進んでいくと,川幅が狭くなっていることや上流の水温が10℃であることなど,実際に体験してみないと分からないことを実感しました。
夕食後は,雨のため,室内でキャンドルファイヤーを行いました。第1部では,火の神から次々と火の司に,そして全員のキャンドルに火を分火しました。暗かったホールが段々と明るくなる様子に子どもたちは,明かりの大切さを感じていたようでした。
第2部は,明るくなったホールで,「キャンプだホイ」や「猛獣狩り」などのゲームを楽しみました。最後には,マイムマイムのアンコールの声が子どもたちからあがるほど,楽しい活動になりました。また,各クラスのスタンツ発表もありました。会場の暗さを利用したこわい話,イントロクイズ,ダンスと,各クラスで考え,練習してきた出し物でみんなを楽しませました。
2日目は,野外炊飯。この日は,前日から降り続く雨の中での活動になりました。雨にできるだけ濡れないように,それぞれの係ごとに屋外の炊事場やかま場で仕事をして,終わったら建物に戻って待機するという方法で行いました。活動がやりにくい環境の中でも,予定していた時間にカレーを作り終えました。濡れないように炊事場やかま場のスペースをお互いに譲り合いながら,立ったままカレーを食べました。
厳しい自然環境の中だからこそ,スローガン「仲間と自然 感じ合おう 絆を深め」をより一層実感できた体験教室になりました。
夏休み前に,子どもたちの感想を学校だよりなどでお伝えします。