2025.12.12
2年生は、冬の福島潟に出かけました。これまでに春、夏、秋と探検や観察を続けてきた福島潟です。バスで向かう道中から、「やっぱり菜の花はもうないね。」「秋よりも、もっと茶色(植物の色)が増えた気がする!」と、これまでの様子と比べて気が付いたことを口にする子がたくさんいました。

今回は、ビュー福島潟の中で、渡り鳥や福島潟の植物についての説明を聞きました。潟の中にある中継カメラの映像を見た子どもたちは、「カモが水の中に顔を入れているよ!」「オオヒシクイがヒシの実を食べている!……あっ!落としちゃった!」と、実際に動いている鳥たちを見て、大興奮でした。

他にも、オニバスの葉の大きさや成長の様子を説明していただきました。大きくて立派なオニバスの葉も、守っていかなければ絶滅してしまうことを学びました。オニバスの葉の裏側を見ると、「うわあ!血管みたい!」「上側と色が全然違う!」と驚きの声を上げていました。

また、オオヒシクイの体長や体重、なぜ福島潟にたくさん渡って来るのかを教えていただきました。振り返りには、「オオヒシクイが安心して来れる福島潟が、とても大切な場所だとわかりました」「怖がりなオオヒシクイが来れる福島潟ってすごい!」といった記述が見られました。

3年生になると、総合的な学習の時間が始まります。2年生までの生活の学習でたくさん触れてきた福島潟の魅力に、さらに興味をもって関わっていく姿を期待しています。
