9月22日に福島潟に行ってきました。雨の日でしたが、ボランティアの方に見守っていただきながら、元気いっぱいに学校を出発しました。初めて歩く道に、「ここ初めて通った!」と、辺りを見回しながら歩いていました。雨の日しか味わうことができない雨音や、水たまりにバシャバシャと入る感覚を楽しんでいる様子も見られました。
歩いている途中に、葉っぱに止まっているチョウを見つけて、羽を摘まんでそっと捕まえた子は、「自然にかえさないとね。」と観察を終えて、優しく葉っぱの上に置いていました。コオロギを見つけた子どもたちは、飛び跳ねている様子を見守っていました。小さな命を大切に考える心がしっかりと育っています。また、歌を歌ったり、お祭りを思い出して「ワッショイ!」と掛け声を掛けたりしながら歩く姿も見られました。子どもたちは、みんなで歩く楽しさを感じていました。
雨の中でも全員が最後まで歩き、スクールバスで無事に学校まで戻ってくることができました。入学前は、園バスや自家用車で園に通っていた子どもがほとんどです。入学後は、天候にかかわらず、毎日歩いて通学しています。日々の生活から子どもたちはたくましさを身に付けたのだと思います。