北区郷土博物館で葛塚の食文化についてお話を伺ってきました。子どもたちの葛塚の食のイメージはこれまでに学習したトマトを始めとする野菜、そしてお米と、農産物が中心でした。そして、それはお家の人へのインタビューでもほぼほぼ同様の結果でした。しかし、学芸員の曽部さんのお話をお聞きし、福島潟でコイ、フナ、ウナギ、カニ等の魚介、スズメ、ツバメ、カモ等の鳥、ヒシ、ハス、オニバス等の植物といったものが食べられていたことを知りました。子どもたちは今では考えられないような食物が食べられていたことを知り、とても驚いていました。「カニおいしそう」「ザッコ(雑魚)の甘辛煮が食べたい」等の声も聞かれました。子どもたちは福島潟の新たな一面を知り、今後の学習課題を考えるよいきっかけとなりました。