「スキー汁」は、スキー発祥の地、新潟県の上越地方の郷土料理です。オーストラリアの軍人レルヒ少佐がスキーを伝えた明治末期から食べられています。さつまいもを使って、大根と人参をスキー板に似せて短冊に切るのが特徴です。
おひたしは、新潟の伝統菜で今が旬の「冬菜」を使いました。「冬菜」は、作る地域で呼び名が変わります。冬菜がほんのり甘くて美味しいのは、新潟の厳しい冬を乗り切るために冬菜が耐寒性を高めようと葉や茎に糖分を蓄えるからだそうです。今日は、曽野木地区で作られた「曽野木菜」を、なめ茸和えでいただきました。歯触りが良く、曽野木菜の甘みとなめ茸の旨みがマッチしておいしくいただきました。