「終わりよければ すべてよし」。3月の全校朝会は、この言葉がキーワードでした。校長先生は、結果だけにとらわれるのではなく、ゴールに向かって取り組んできた過程が大切です、と話しました。そして、「今年度も残りわずかです。みなさんは、終わりよければすべてよし、といえるようになっていますか?」と問いかけました。やり残した課題や分からないままの勉強はないかな、仲の良いクラスになっているかな、なりたい自分に近付いているかな・・・自分を振り返るきっかけとなりました。
「終わり=結果」には、そこへ至る「過程」つまり、がんばった、努力してきた軌跡があります。小林小の子どもたちは、目標に向かって、一生懸命に取り組んでいました。ただ、自分の成長に無自覚であったり、人と比べて十分にできていない、と自分を否定的にとらえてしまうところもあります。一人一人を具体的にほめ、努力の軌跡を一緒に確かめる3月にしたいと思います。校長先生は、「終わりよければすべてよし。自分の成長を感じられるように、最後まで一緒に頑張っていきましょう」と、締めくくりました。
生活指導の講話は、「ろうかを静かに歩こう」です。「廊下をきちんと歩いている人~?」の問い掛けに、多くの子どもたちが手を挙げました。しかし、休み時間になると、おしゃべりに夢中になり、廊下から大きな声や足音が聞こえることもしばしばあります。「でも、ちょっと想像してみてください。もしかしたら、具合の悪い人や、大事な話をしている人が、近くにいるかもしれませんよね。」と、見えない相手を思いやる視点をもたせ、廊下の歩き方を見直すように呼びかけました。
今月は、硬筆書初め大会の表彰があり、最後に校歌を斉唱しました。全校朝会で校歌を歌うのは、何年かぶりでした。寒い朝でしたが、体育館に響く子どもたちの声に、元気をもらいました。