2月3日は節分、季節の区切りです。今月の全校朝会は、節分を話題に始まりました。「昔は、この時期の節分から春と区切って、新しい年の始まりとされていたんですよ。」という校長先生の言葉に、目を見開く子どもたち。「悪いことを退治する、いい鬼もいるんです。だから、”おにはーうちー!”という掛け声で豆まきをする地域もあります。」という話を聞くと、えーっ、と驚きの声が上がりました。おにはうち、おにはうち、とあちこちで、試しにつぶやく声も聞こえました。恵方巻は西日本から全国に広まっていったことも知りました。
「地方や地域によって、言い方や、やり方が違うのですね。・・・いろいろな人と話をしたり、いろんなことを調べてみると、新しいことが分かりますよ。」と校長先生が話しました。新しいことに出会うと、子どもたちの目は輝きます。どんなことでも「知りたい」という好奇心が生まれたら、そこから学び始める力を育てたいと思います。
最後に、「あなたは、どんな”鬼”を追い出しますか?」と問いかけられた子どもたち。自分の中の”鬼”を少しずつ消して、新しい春を迎えるように応援していきます。
2月の生活目標は、『気持ちのよいあいさつや返事をしよう』です。講話担当の先生から、「いいあいさつをしてくれる人は、よく覚えています。そして、この人に、またあいさつしたいな、と思うようになります。」という話を聞きました。子どもたちは、うんうん、とうなずき、教室へ戻るときにも入口に立つ教頭先生と「おはようございます!」と進んであいさつを交わしていました。気持ちよいあいさつの習慣を、学校全体に広めていきたいです。