12月15日(金)、児童会祭り『ウィンターフェスティバル』が行われました。3年生以上の学級が遊びやチャレンジができる出店を準備して、お客さんを楽しませます。お客さんは、それぞれの出店で楽しみながら、スタンプを集めます。
「どんなお店にしようかな?」「宝探しのルールは?制限時間を何分にする?」「段ボール、どうやって集めようか。」「係を決めないとね。受付と、説明係と、あと、どんな係があるといいかな?」・・・、出店準備には、仲間と話し合う場面がたくさん必要です。異なる意見がぶつかると、少々険悪な雰囲気になることも。それでも、考えや気持ちを仲間に伝え、折り合いを付けたり譲り合ったり、時には前向きに妥協したりしながら、進めてきました。考えは異なるけれど、「お客さんを楽しませたい。自分たちも仲間と楽しみたい」という思いはどの子も共通です。ならば、意見の食い違いは成長のチャンス!同じ目標に向かって、多様な考えを出し合って、よりよい方法を見つけ出す経験を積むことができました。
当日は、どのお店も盛況!「いらっしゃいませ、受付はこちらです!」「こんにちは、お願いします。」「ありがとうございました!また来てね。」と、児童同士であいさつを交わしながら楽しんでいました。近隣の保育園年長児さんも遊びに来てくれました。感染禍の心配が少なくなってきましたので、校内だけにとどまらず、少しずつ地域へも発信を広げていきたいと思います。
ウィンターフェスティバルを企画・運営したのは、総務委員会の子どもたちです。全体計画のお知らせや出店場所の調整のために、代表委員会を開いたり、「稲穂だより」を発行したりして、寸暇を惜しんで準備を進めていました。また、PR動画や暗号解き付きのスタンプラリーカードを作成し、フェスティバルを盛り上げようと奮闘していました。次々と仕事が舞い込み、大忙しの時期もありましたが、使命感とチームワークで乗り越えて、フェスティバルを無事成功させていました。