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2023.12.05

12月 全校朝会

「”あの人は背が高いね~。”この言葉は、差別ですか?」校長先生の問いかけに、ハッとした表情を浮かべて考え込む子どもたち。12月の全校朝会講話は、「差別」がテーマでした。12月10日の世界人権デーに合わせての講話でした。

悪意ある差別はもちろん許されることではありません。さらに、生活の中には、悪意なく、無意識に差別している・されていることもたくさんあります。冒頭の、身体の特徴についてのコメントも、文脈や受け取る側の気持ちによっては差別となり得ます。「○○だから、・・・ができる/できない」という決めつけた見方や習慣も、差別を生み出すことがあります。

「みんなちがって みんないい。私たちは一人一人、ちがうからいいんです。ちがうからこそ、お互い助け合えるし、協力し合えるんです。ちがいがあることで、ばかにしたり、意地悪をしたりは しません。」校長先生の言葉が、子どもたちの心に染みていきました。

校長先生は最後に、「差別をしない、差別を許さない、差別に敏感であれ。小林小のみなさん、この心構えを常に持ち、お互いを大切にしながら過ごしていきましょう。」とメッセージを送りました。子どもたちの真剣な眼差しに、そのメッセージをしっかりと受け止め、実行していく決意が表れていました。もちろん職員も、「差別をしない・許さない・敏感であれ」、差別を見逃さないように、常にアンテナを高く張っていようと思います。

今月の生活目標は、「時計を見て5分前行動をしよう」です。小林小学校の子どもたちは、おおむね時間を守って行動していて、すばらしい姿の一つです。しかし、寒い時期になるとどうしても、朝の支度や行動が遅れがちになります。また、ウィンターフェスティバルの準備が始まると、休み時間から授業開始の切り替えがあいまいになりがちです。時間の余裕をもって過ごせるように、声掛けを継続していきます。

#PTA・地域・学校