4年生の社会科は、県内の伝統や文化、先人の働きを学ぶ学習を進めています。子どもたちは、白根にゆかりがあり、県の治水工事に貢献した田沢与一郎(よいちろう)・実入(みのり)について学び、それに関連して大河津分水と信濃川大河津資料館を見学してきました。
人工的に造られた大河津分水、その幅の広さや水量の多さに子どもたちはびっくり!長い時間を掛けて、困難を何度も乗り越えて完成した歴史に触れ、「昔は,人の手で掘られていたなんて信じられない!とっても苦労したんだろうな。」「みんなの暮らしを守るために、反対意見にも負けないで、工事をしようと訴えていたんだね。」「大河津分水がなかったら、洪水の被害はもっとたくさん出ていたんだろうな。」と先人の苦心や努力があったこと、先人の働きが現代の豊かさにつながっていることを学びました。
この日は職員の方のご厚意で、普段は見学できない可動堰と洗堰の操作室を見学させてもらいました。24時間体制で監視が続けられている様子を見て、暮らしを守り地域の発展を支える仕事についても、関心をもっていました。