9月30日に、運動会を行いました。一週間前までは猛暑を憂い、本番前の5日間は雨雲の動きをにらみながら、限られた時間で練習を重ねてきました。当日は曇り空、程よい気候の中で子どもたちは自分の力を発揮し、精一杯走り抜き、役割を成し遂げました。
校内のあちこちで聞こえていた各組の応援歌、本番ではグラウンド一杯に響き渡りました。競い合う相手へのエールも送り、気合十分の子どもたちでした。全校児童をリードしてきた応援団にとっては集大成の応援合戦。応援団員は応援歌の練習だけでなく、体形移動や整列の指示まで、常に手本となって励んでいました。赤組も白組も、観る人の心を打つ一生懸命な姿でした。
『越後南区大凧のまち』に合わせての大凧ダンスは、今年度より”Kobayashi Odako Dancers(KOD)”を発足させて練習を重ねてきました。KODは、全校児童に呼び掛けて自主練習会を運営し、常に笑顔で楽しく踊る姿を見せていました。全校児童は腕や体を大きく回し、勇ましい掛け声で、はつらつと踊っていました。
徒競走は、1・2年生は50m、3・4年生は70m、5・6年生は100mを走りました。参加児童全員が、ゴールを目指して最後まで力強く走りました。子どもたちの力走に、たくさんの声援が寄せられていました。
今年度は、徒競走に加え、2学年ごとの団体種目を設けました。玉入れ(低学年)、綱引き(中学年)、全員リレー(高学年)と、それぞれの学年のよさが表れるように競技を設定しました。みんなで力を合わせる楽しさ、競い合い高め合う仲間がいる喜びを感じてほしいと思います。
4~6年生は、競技だけでなく係児童として、運動会の進行に一役買っていました。初めての仕事で練習では戸惑う様子もありましたが、本番では一人一人が自分の役目を果たし、運動会を盛り立てていました。また、小林小学校を卒業した中学生ボランティアのみなさんもたくさん集まり、縁の下の力持ちとして運動会を支えてくれました。保護者の皆様、地域の皆様からは温かい応援・拍手をたくさんいただきました。本当にありがとうございました。
大きな行事を一つ終え、また一つ成長した子どもたちは,令和5年度を折り返します。運動会の経験を自信にして、次の目標へ向かって励んでまいります。