９月１１日に，４・５年生が稲刈り体験をしました。春に種をまき，５月に田植えをした苗は，しっかりと黄金色の稲穂を実らせていました。

田んぼに入ると，自分の腰ぐらいの高さまで稲が生長していることに気付きました。「苗植えの時には細かったのに，すごいね。」と驚く子どもたち。根元の少し上を持ち，稲刈り鎌を水平にあて，慎重に・・・ザクッ，ザクッ。稲穂を手に持ち，うれしそうな表情を浮かべていました。

子どもたちの多くは一株に２，３回，鎌を動かして刈るのですが，ボランティアさんは造作もなく一度に一株を刈り取っていました。その手さばきに「・・・すごい、速い・・・。」と見とれる子もいました。３，４株を合わせて両腕で抱え，コンバインまで運びます。稲束を抱えきれずバランスを崩しそうになりながらも，一生懸命に運びました。「ずっしりくるね～。」と，その重みに収穫の喜びを感じていました。

当日は暑かったのですが，どの子も一生懸命に作業を続け，よくがんばっていました。脱穀した籾を子どもたちが乾燥させてから精米します。収穫したもち米をどうするか，子どもたちは話し合いを始めています。もち米が味わえる日を楽しみに，いなほタイムの学習を続けていきます。