7月10日,11日に,5年生は自然教室に行ってきました。子どもたちの思いが天に通じたのでしょう,心配していた雨雲をうまく避け,予定通りの活動をすることができました。
自然教室では,一人ではできないことも仲間と協力し,知恵と力を出し合って,自然の中での活動を思いっきり楽しみました。自分たちで火を起こし調理したカレーの味は,「めっちゃうまい!」「最高!」。みんないい笑顔で完食しました。森林を散策しながらのオリエンテーリングでは,どのルートを通ったら効率よくポイントを回れるか,仲間とたくさん相談していました。時折,♪あっるっこ~,あっるっこ~♪と歌声も聞こえていました。
キャンプファイヤーでは,用意してきたスタンツで和やかに過ごしました。クイズやたけのこニョッキゲームで盛り上がり,マイム・マイムは2回も踊りました。あたたかな火を囲みながら,5年1組の団結がより深まった夜となりました。
宿舎での態度も,小林小の子どもたちはすばらしい態度でした。食堂では速やかに配膳し,使い終わったテーブルをきちんと拭いていました。浴場では,他団体が使った風呂おけも整頓し,脱衣所の髪の毛を一本残らず拾っていました。注意され,直さなければならない点もありましたが,マナーを守ってみんなが気持ちよく過ごせるように心掛けて行動していました。
2日目のカヌー体験は,聞くのも見るのも初めて!ということばかり。しかし小林小の子どもたちは,所員さんの説明を聞き,2人組で協力して安全に乗ることができました。パドルさばきに苦労したこともよい思い出となるでしょう。
振り返りから,「友達と一緒にカレーを作ったら,うまくできてうれしかった。」「初めての体験だけれど,がんばってやりとげた。」と,充実した時間を過ごせた様子が伺えました。体験して,体感して,「自然って,仲間っていいな。」と改めて強く感じていた5年生です。