Twitter Facebook
2023.07.12

6年 縄文・弥生時代を体験

社会科「大昔の人々のくらし」を学ぶために,新潟県埋蔵文化財センター(まいぶん)に校外学習に行ってきました。”本物に触れて,体験して,大昔の人々のくらしについて発見をしよう”をテーマに,遺跡から出てきた出土品に触れたり,出土品の保存・復元の現場を見学したり,火起こし体験をしたり,半日かけて学んできました。

センターの職員さんは,出土品や遺跡の様子から分かることを,たくさん教えてくださいました。縄文時代の大発明は土器,お鍋として使っていたことを知ると「道具からつくって,料理していたなんてスゴイ!」と感嘆のつぶやきがありました。時代によって土器の厚みが変化していることを,本物の土器のかけらを見比べて気付くこともできました。土器の大きさや形にも様々あることを知り,棺桶の代わりに使っていたなんてことも,教えていただきました。黒曜石を使って新聞紙を切ると・・・「カッターみたい!」何度も何度も切りながら,太古の人々の知恵に感心していました。

県内から出土した貴重な資料をじっくりと観察しました。また,出土品を保存・展示できるようにする仕事の様子も見学しました。プロの技と集中力,そして膨大な出土資料の量と細かな作業内容に圧倒されていました。

「マイギリ」を使っての火起こし体験は,グループで協力して取り組みました。しっかり踏み押さえて,イチ,二,イチ,二・・・,火種をつくったら麻玉に移して,あおいで空気を送り込みます。「う,腕が痛くなった~!」といいながらも,火が付く喜びを体感したくて何度もトライしていました。火が生活を豊かにしたこと,人力で起こすのは大変だと言うことが実感を伴って学ぶことができました。

#PTA・地域・学校