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2024.10.03

先生による学習支援と子どもたちの活動

また少し気温が下がり、半袖では肌寒く感じる時間帯も出てきました。子どもたちの登校の様子からも長袖の子が一段と増えてきたように感じます。今日も各学年で様々な活動が行われていました。

1年生の体育では、ケンステップを使っていろいろな運動をしていました。前に進む、後ろに進む、片足ジャンプ、両足ジャンプ、いろいろな動きを経験することで、バランス感覚や巧緻性などが養われていきます。更に、ケンステップをどのように並べると跳びやすいかを友だちと話し合い、ケンステップ間の距離を調整したりもしています。「こうすればいいよ。」と教え込むのではなく、子どもたちに気付かせたいという先生の思いが伝わってきます。

2年生が、花壇の脇で何かしています。「生活科の観察かな?」と行ってみると、何と図工です。完成した作品を屋外に並べてどんな風に感じるかを交流しています。室内で見る作品と屋外で見る作品は、同じ作品でも雰囲気が違って見えてきます。ここでも様々な作品鑑賞を体験させながら子どもたちの感性を磨こうという先生の意図が伝わってきます。

3年生は、大きな数同士のかけ算の答えを導き出す方法を考え、お互いの考えを交流させています。ここでは、子ども同士のかかわりを重視し、先生はそっと見守っています。子どもたちの求めに応じて、アドバイスをしたりもしています。先生の指示がなくても、様々な人とどんどん交流しています。私も「考えを聞いてください。」と声をかけられました。

4年生は、過去に学習した「星」の学習について、個々で振り返りをしています。動画を見て振り返っている子、過去の問題にもう一度チャレンジしている子、人によって方法はまちまちです。子どもたちは時々近くの人がどのようにしているかを尋ねたり、不明な点があれば聞いたりもしています。ここでも先生はその様子をそっと見守っています。

5年生は、お楽しみ会の計画をしていました。学期末なので、お楽しみ会をする学年・学級も多いかもしれません。多数決で決まることもありますが、少数派の意見も大切にしています。話し合いの所々では先生からさりげなく「ここはどうなっていますか?」など、子どもたちの目先を変えたり、気付かせたりするための投げかけがあります。大勢の人が集まった話し合い活動は、大人でもなかなか難しいものです。こうやって子どもたちは話し合いの方法を学んでいます。

6年生は、ALTの先生と担任の先生とのティームティーチングによる外国語活動をしていました。ちょうど英語によるスピーチ原稿を作成していて、2人の先生が教室を歩いて、質問に答えたりアドバイスをしたりしていました。このような時のALTの先生との英語でのやりとりも英語に触れる貴重な機会となります。英語での会話が心配な子は、担任の先生が日本語でもサポートしてくれるので安心です。

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