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2024.01.11

子どもの危機管理能力

今朝はよく晴れて、放射冷却現象で気温が氷点下となりました。

校門周辺もあちこちが凍っていて「滑らないように気を付けて~」と声をかけました。

登校してきた子どもたちは、次の2通りの行動に分かれました。

Aタイプは、私の声を聞いた後、「凍っているところを避けて気を付けてゆっくり歩いている子です。

Bタイプは、私の声を聞いた後、あえて氷の上に乗って滑ったり氷の周りに集まったりする子です。

子どもは興味関心が強いので、大人と比べるとBタイプの行動になりやすいものです。しかし、大きな事故につながっては大変ですのでそんな悠長なことを言ってはいられません。

Bタイプの子には、更にその場で声をかけ、昼の放送で改めて全校への安全指導を行いました。

Bタイプの行動をとった子の中には、その後転んでしまって痛い思いをし、あせった顔をしている子がいましたが、事故が起きてから気付いたり後悔したりでは困ります。

また、自分の考えで行動しているか?人の行動に影響されていないか?といった視点も重要です。

事故は、「自分は大丈夫」という「過信」から起こるものも少なくありません。気を付けていても事故が起きることもあります。できるだけリスクを軽減できるよう、繰り返しの指導、心に響く指導をして、子どもたちの「危機管理能力(想像力)」を高めたいと考えた出来事でした。

お家でもA,Bどちらの行動をとったか?話をしてみてください。

地震も発生している今、安全について考えるよい機会だと思います。

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