全校の皆さん、新年が明けました。今年もよろしくお願いします。

２０２４年、令和６年は、大きな地震とともに始まりました。
１月１日の元日の午後４時過ぎに、能登半島地震が発生し、石川県では震度７、新潟市でも震度５という大きな揺れがあり、その後も余震が続きました。
元日に大地震が発生するなんて、誰もが思っていなかったことでしょう。改めて、自然災害はいつ起こるか分からないと実感させられました。

校長先生は、翌日の１月２日が晴れの天気予報だったので、山に登ろうと思ってリュックサックの中に荷物を入れて準備をしている最中でした。
そんな時、地震が発生し「これは大変だ」とすぐに学校に行くと、地域の方々がたくさん学校に避難してきていました。笹口小の皆さんの中にも、お家の人と一緒に学校に避難してきた人がいました。大変でしたね。
その後、ビスケット・水・毛布などを配ったりして、教頭先生と一緒に、翌日の朝まで、避難所のお手伝いをしながら不安な夜を過ごしました。

皆さんは、どこで何をしていましたか。
今朝、皆さんが登校してきた時にお話を聞くと、お家にいた人、出かけていた人、中には、震源である石川県にいたという人もいました。
地震の時の様子について、担任の先生ともお話をしてみてください。

地震による津波や家の倒壊などにより、多くの方が犠牲になりました。また、今も救助活動や避難所生活が続いています。
親戚や知り合いの人が被害にあい、心配をしている人もいると思います。
地震の被害にあった方々に、お見舞いの気持ちをもちながら、自分にできることを一生懸命がんばっていきましょう。
そして、改めて、一人一人の命の大切さや安全・安心な学校生活の大切さを心に刻み、みんなが笑顔になれる笹口小学校にしていきましょう。
また、児童玄関に、「一つの言葉」という詩を掲示しました。言葉は人と人の心をつなぐ大切なものです。言葉を大切にし、みんながいい気持ちで、１年間のまとめを行っていきましょう。

※避難所開設にかかわり、保護者・地域の方から、連絡帳や来校等により、ご丁寧なお礼をいただきました。ありがとうございました。

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この後、教頭先生から、うれしいニュースが子どもたちに伝えられました。

それは・・・

大谷翔平選手が全国の小学校に寄付してくださったグローブが笹口小に届いたというニュースです。

グローブは３つ。右利き用２つと左利き用１つです。

このグローブは、児童玄関に飾って子どもたちに見てもらった後、子どもたちに実際に使ってもらおうと考えています。