１年生の国語では、自分が読んだ本をほかの人に紹介しようという学習があります。その本の紹介を友だちにだけでなく、いつもお世話になっている図書室のＫ先生にもしようということになり、１年１組さんが図書室をおとずれました。事前に、図書室のＫ先生からこの会が予定されていることを教えていただき、参観させていただきました。

１人１人順番に前に出て、友だちとＫ先生に向けて、自分が読んだ本の世紹介をしていきます。最初と最後に礼をするやくそくになっています。発表する人が礼をすると、聞いている人はちゃんと拍手をしています。笹口小ではみんなの前で誰かが話をし終えると、自然と拍手をする素敵な習慣が定着しています。こういった日々の学習の中でも培われているのだと感じました。

子どもたちは、本の題名、どうしてその本を紹介したいのかをノートに書いています。ノートを見ないでみんなを見て発表することは相手意識をもった素敵な発表ですし、ノートを見てはっきりと発表するのも分かりやすくて素敵な発表です。

先生が、「緊張するかもしれないけど。」「まちがえたり忘れたりしてもいいんだよ。」と子どもたちを勇気づける言葉を最初に投げかけてから発表が始まり、子どもたちが安心して挑戦しているように感じました。

「スイミー」「おさるのジョージ」といった様々な本が紹介されていきます。その本を選んだ理由が、とてもかわいらしい理由で、聞いていて心がほっこりします。

全員が立派に発表し、担任の先生から「すごいですね。」とねぎらいの言葉を受けました。

その後、図書室のＫ先生から感想をお聞きします。Ｋ先生は、途中言葉につまるほど、１年生のひたむきさやたくさんの本に親しんでくれていることに感動しておられました。

人前でお話しする緊張感の中、しっかりと最後まで発表した子どもたちの姿を見て、改めて１年生の成長を感じた時間でした。

そして、放課後には、東新潟中学校区の学校運営協議会が行われました。東新潟中・沼垂小・木戸小・笹口小の学校運営協議会長・校長・地域連携担当職員が一堂に会し、中学校区の今後について、熱く語り合いました。今後も４校でしっかりと連携し、子どもたちの成長を支援していきます。

明日は、冬休み前最後の登校日です。給食にはクリスマスデザートも出ますよ。元気に安全に登校してくださいね。