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2025.12.10

全国学校体育研究大会プレ大会

今日は、来年度の全国学校体育研究大会のプレ大会が、笹口小学校を会場に開催されました。6年1組の跳び箱の授業が公開され、約50名の参観者が来校しました。

まずは、跳び箱の準備です。子どもたちは友だちと協力して手際よく準備をしていきます。

跳び箱の準備ができたら、準備運動です。うさぎ跳びなど、跳び箱運動につながる運動で体をほぐします。

そして、今日の自分の課題を確認し、友だちと情報を共有しながら課題克服のための見通しをもちます。「土下座をするような姿勢」「背筋を伸ばした体育座り」など、運動イメージの表現は、子どもによって違っていてとても面白いです。

そして、課題解決に向け、様々な場での運動が始まりました。

今日は、抱え込み跳びの運動の3時間目です。担任のA先生からは、最初、なかなかうまく跳べなかった子どもたちの技能が、どんどん向上していると聞いていました。今日も各自の課題に向けて生き生きと挑戦しています。

練習の途中では、先生からアドバイスを受ける子どもたちがたくさんいます。

先生と子どもが、タブレット画面を見て話しています。これは、タイムシフトカメラと言って、撮影した動画を設定した時間分遅れて再生することが可能で、自分が跳んだ後に、自分の動きを確認できるようになっています。

子どもたちの中には、跳んだ後、このようにして自分の跳躍をモニターで確認し、次の試技に生かしている子もいます。

これは、最後の振り返りの場面です。先ほどまで友だちと声をかけ合いながら活発に運動していた子どもたちが、静寂の中、黙々と振り返りをカードに記入しています。この姿が、子どもたちがこの時間に課題意識をしっかりもって運動していた証だと感じました。

成果の共有も行います。素敵な気付きに対して仲間や先生から拍手が起こっていました。子どもたちが課題解決に向けて自発的に運動したり教え合ったりする場面がたくさん見られた素敵な45分間でした。

授業後には、参観者による協議会が行われました。最初に担任のA先生が、授業づくりに対する思いや子どもたちの姿の変化などについて発表しました。

それを受けて、参観者が4つのグループに分かれて今日の授業の成果や課題について意見交換を行いました。A先生も参観者からの質問に答えるなどして、議論が深まっていきました。

最後に、先月も当校に指導者として来ていただいた愛知教育大学の成瀬麻美准教授から、今日の授業の総括をしていただきました。

A先生の授業づくりにかける熱い想いや6年生の子どもたちの素敵な姿がたくさん見られた授業だったと参観者の方々から言っていただきました。

A先生、お疲れ様でした。そして、6年1組の皆さん、ありがとうございました。

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