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2025.10.15

ピアニスト「片岡菜納子さん」来校

りゅーとぴあ様のアウトリーチ事業に応募し、ピアニストの「片岡菜納子さん」が笹口小に来てくださいました。プロの演奏を間近で見る機会はなかなかありません。今日は4年生の子どもたちが、本物に触れる貴重な体験となりました。

最初に、りゅーとぴあの方が今日のアウトリーチについて説明をしてくださいました。

そして、いよいよ「片岡菜納子さん」の登場です。大きな拍手が沸き起こります。

登場したと思ったらすぐにピアノに向かい、ご挨拶がわりに「ショパンのポロネーズ第3番」を演奏してくださいました。笹口小の音楽室に素敵なピアノの音色が響きます。

演奏後、改めて自己紹介をしてくださいました。クイズ形式でピアノについても紹介してくださいました。

片岡さん:「ピアノは楽器の〇〇と言われています。〇〇には何が入るでしょう?」

4年生の子が手を挙げて「王様!」と答えると大正解です。

ピアノはどのようにして音が出るのか、その仕組みについても教えてくださいました。子どもたちはピアノの周りに集まって、片岡さんが鍵盤をたたくたびに動くピアノの中を見つめながら説明を聞いていました。

「ペダルも踏んだり離したりして演奏するんですよ。」と片岡さん。

そして「ドビュッシーのアラベスク第1番」をこんなに間近で聴かせてくださいました。ピアノの中の様子を見ながら聴く子、しゃがみこんでペダル操作を見ながら聴く子、片岡さんの高速演奏の指を見ながら聴く子、様々です。

更に、箱の中から出てきたのは・・・

ピアノの部品の一部です。子どもたちからは「ピタゴラスイッチ?」というつぶやきが。片岡さんからは、「このような複雑なつくりになっているのは演奏者の思い通りの音を出せるようにするためです。」と教えていただきました。

片岡さんの速い指の動きについ見とれてしまいます。

片岡さん:「これから演奏する曲は、次の3つのうち、どの虫を連想しますか?」

そして演奏してくだったのが、「グリーグの蝶々」という曲でした。更に「蛾」という曲も演奏してくださり、子どもたちは「蝶々」と「蛾」を聴き比べての違いを感じていました。

最後に、数人の子どもたちが感想を発表してくれました。子どもたちの素直な感想がたくさん聞かれました。

片岡さんからは、プロの演奏を聴かせていただいただけでなく、「自分の感性を大切にする」といった音楽の楽しみ方など、1時間の授業の中で様々なことを教えていただきました。

片岡菜納子さんからは、演奏会後に「色紙」まで書いていただきました。

新潟市出身のピアニスト片岡菜納子さんのプロフィールは、下のリンクからご覧ください。コンサートホールで聴く演奏もまたいいですよね。片岡さんの活躍に注目です。

https://www.ryutopia.or.jp/information/outreach/artists

子どもたちに貴重な機会を与えてくださったりゅーとぴあの皆様、片岡菜納子様、本当にありがとうございました。

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