今日、お昼の放送で、総務委員会の5・6年生からテレビ放送で発信がありました。
全校の子どもたちへの問題提起です。
それは、「中庭と体育館でのボールの使い方をクラス会議で考えてください。その結果を代表委員会で話し合って決めます。」というものでした。
笹口小ではグラウンドでは、サッカー等、ボールを思い切り蹴っていいことにしています。でも中庭と体育館では明確なルールがありません。と言うのも、昔はあったけれど、今はどこかに明確に書いてあったかな?という状態でした。最近ボールを蹴って遊ぶ子が一部の学年で出てきて、危ないのではないかという話題が職員室で上がりました。
私たちは、先生方が「ダメ」と上から言うのではなく、子どもたちに現状を話して「全校で考えてみる?」と促してみよう、と言うことにしました。本当は、「ダメだよ」と言ってしまった方がラクです。でも、子どもたちが考えることで、どんな危険がありそうか見通しを持たせたり、公共の場での在り様を考えたりするチャンスだと考えました。今日は、写真のように総務委員会の子どもたちが、自分のIPadを使って、スライドを見せながら問題提起をしてくれました。自分たちの問題を自分たちで解決しようとする、前向きで機動力のある子どもたちを誇りに思います。このプロジェクトの行く先がとても楽しみです。
各学級で「クラス会議」が浸透していることも笹口小の自慢です。