今日は、算数「どっちがおおいかな」のお勉強です。
黒板には、８羽の蝶と１０のタンポポが縦にそろうように並んで、一つずつ対応するように線が結ばれていました。子どもたちは、口々に「タンポポの方が多いね。」「うん、２つ多いね。」と言っていました。
次に、先生は「鶏さんと卵の絵を見つけてごらん、どっちが多いかなあ？」と訊くと、「う～んどっちかなあ・・・」「ニワトリさんとタマゴを線で結んでみれば！」となり、一人一人が線で結んでいきました。

私は、てっきり、近くの鶏さんと卵を結ぶかと思いましたが、そこが１年生のおもしろいところ。大人から見れば、わざわざ離れたところにある両者を結んでいる子もいました。きっと、目に入った順に処理したのでしょう。これが１年生です。もちろん間違いではありません。近くの物を対応させた方がミスが少なくなるといったことは、これから学んでいきます。それよりも、１年生には「産んだ卵さんと鶏さんは近くにいた方が、お母さんと近くでいいかもね。」などとストーリーとして言ってあげる方が、現実的な必要感になります。

結果は、卵とペアにならなかったニワトリさんが一羽いました。卵の数の方が少なかったです。
・・・もうちょっと待ったら卵を産むかもしれませんね。