

夏休みまで残り2週間あまりとなりました。笹口小学校では、7月から夏休み明けまでの期間、改めて安全・安心な生活について子どもたちとともに考える期間として、「ルールを守ること」と「自分や周りの人を大切にする(いじめを許さない)」ことに重点を置いた取組を推進していきます。
今日は、全校の子どもたちに「いのちを大切にするとはどういうことか?」について考えてもらいました。講話の一部を掲載します。
気がつけば、7月に入り、夏休みまであと2週間あまりとなりました。
児童玄関の今月の詩は見ましたか?
今月は「いのち」をテーマにした詩を掲示しました。
自分のいのち、周りの人のいのちを大切にすることを意識して生活してください。
「いのちを大切にする」とはどうすることでしょうか。
いのちを大切にするために大事なことの1つ目は「ルールを守る」ということです。蒲原祭りでは多くの皆さんがルールを守って楽しくお祭りに参加したと思います。笹口小の人ではないですが、信号機がない交差点を横断したり、車が通っていないからと赤信号なのに横断したりしている人がいました。きっとお祭りに行きたくて急いでいたんでしょうね。笹口小の皆さんはそんなことはしていないですよね。
このようにルールを守らない人は、自分は交通事故にあうわけがないという軽い考えでルール違反をしているのです。交通ルール以外にも様々なルールがありますが、ルールを守ることは、安全・安心を守り、いのちを守ることになるのです。
いのちを大切にするために大事なことの2つ目は、自分や周りの人を大切にするということです。いのちを大切にすることは、人を大切にすることと同じだからです。
周りの人は、鏡だと思ってください。鏡は自分の姿をうつしします。周りの人に怖い顔をすると鏡には怖い顔がうつります。周りの人に意地悪をすると、意地悪をしている自分がうつります。そしてもう一つ、鏡は光をはね返す性質もありますよね。ですから、自分の言葉や行動は自分にはね返ってくると思ってください。優しい言葉をかけると周りからも優しい言葉が返ってきます。思いやりのある行動をとると周りの人も自分に思いやりのある行動をしてくれます。だから、周りの人を大切にしていないのに自分だけ大切にされたいというのは無理ですよね。自分がしてもらいたい行動、言ってもらいたい言葉を周りの人にしたり言ったりしてください。「死ね!」「殺すぞ!」などと命を冒涜する言葉を簡単に使っている人がいます。とても嫌な気持ちになります。やめましょう。あいさつも同じです。周りの人にしっかりとあいさつをしてたくさんのあいさつを返してもらってください。
今日は、「いのちを大切にする」というお話でした。
夏休みまで、そして夏休みも、安全・安心で楽しい生活をしていきましょう。