10月も残すところ一週間、秋も随分と深まってきました。食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、そして読書の秋です。
しかし、いつでもどこでも動画コンテンツを楽しむことができる今の時代、読書に親しむという習慣が失われつつあるようにも思います。バスや電車に乗っても、ほとんどの乗客の視線はスマホです。本を開いている乗客を見かけることは滅多にありません。
さて、亀田小学校では、読み聞かせボランティアの皆さんに来校いただき、朝の時間、子供たちが読み聞かせを楽しんでいます。読み聞かせの声を聞きながら、子供たちの頭に浮かぶ情景は様々でしょう。だからよいのです。これが動画であれば、全員が同じ景色を見ることになります。想像すること、考えること。読書によって、そういった力が知らず知らずのうちに養われるのです。