中庭からZoomによる実況中継で「中庭オープニングセレモニー」が行われています。
<校長の話>
みなさん、こんにちは。これは荻野千尋という女の子が名前を奪われる瞬間です。千尋の名前を奪ったのは、この湯婆婆です。そう『千と千尋の神隠し』という映画のお話です。見たことのある人も多いでしょう。名前を奪われたことによって、千尋は千尋ではなくなってしまうのです。
みなさんは、一人一人全員が素敵な名前を持っていますね。お家の人が「こんな人に育ってほしい」という願いをこめてつけてくれた大切な名前です。名前があることによって、あなたはあなたでいられるのです。
さあ、今日みなさんがすることは湯婆婆とは逆です。亀田小学校150歳のお誕生日プレゼントである二つの中庭にみなさんが名前を与えるのです。みなさんから名前をもらうことによって、二つの中庭は亀田小学校にとって大切な大切なかけがえのない場所となります。亀っ子たちみんなが楽しめる場所になるのです。
さて、みなさんは二つの中庭にどんな名前をプレゼントしてくれるのでしょうか。楽しみにしています。
この後、着工から完成までを追ったドキュメンタリームービー(教頭先生の力作)を視聴し、ネーミングが採用された名付け親へのインタビューが行われました。
これから「中庭オープニングセレモニー」を始めます。
ドッジボールコートのある体育館側は『亀っこ広場』と名付けられました。
そして、池のある方の中庭は『ふれあいガーデン』となりました。
子供たちが自分たちで話し合って決めた、「二つの中庭の使い方」も共有されました。
さあ、「ふれあいガーデン」と「亀っ子広場」は明日から使うことができます。双方とも、亀っ子たちを待ちわびていますよ。