
3月の6年生教室の雰囲気は少し特別です。
残す行事が卒業式だけになり、卒業式の練習が始まるころから雰囲気が変わってきます。
それは卒業を控えた少し誇らしい気持ちや、中学校進学に向けての期待や不安を感じる気持ちなどが、子どもたちから伝わってくるからでしょうか。
通い慣れた小学校や下級生との別れが近いことも、自分で考えて決めていくことが増えていくことも、みんな分かって、しっかり受け止めていこうとしている子どもたちの、心の中の覚悟のようなものが、教室の中で自然に広がっていくからでしょうか。
さみしいような、嬉しいような、笑顔のような、涙のような、
6年生だけが感じる時間を、過ごしています。
卒業式まであと、10日です。

