昨年度から2年間、日本学校歯科医会からの委託を受け、新潟県の代表として実践を取り組んできた本事業の実践事例発表会が行われました。
岩室小学校は、これまで「新潟県よい歯の学校園運動」で表彰されるなど、歯科保健指導にも力を入れてきており、市の平均と比べても、「う歯有病者率」が大変低い学校です。しかし、歯磨きカードの結果などから、きれいに歯磨きができていないという実態もありました。そこで、歯と口を入り口にして、生活習慣を見直すことで、全身の健康につなげていくために、「歯・口の健康づくりを通して、基本的な生活習慣の確立を図る」ことを目標に取り組んできました。ひいては、健康教育を通して、生きる力を高めることを目標に取り組んでいます。
これまでの2年間で、特に、学校歯科医や日本医師会・新潟大学など、専門性の高い指導者から全学年が直接指導を受ける機会を設けたり、家庭と連携した取組を行ってきました。また、健康委員会の児童の活躍や、iPadを活用した学習を取り入れてきました。これらの取組の成果が結果として表れ、児童や保護者の意識がとても向上し、家庭での実践に結びついてきています。
これらの実践の内容と成果を養護教諭が堂々と発表しました。コロナ禍ということもあり、ZOOMによるオンラインでの発表会となりましたが、県内の学校保健関係者、養護教諭の皆様など、多くの皆様が参加し、「とても参考になった」という評価をたくさんいただきました。
今後も、この成果が継続できるように努力して参ります。実践のまとめは、後日パンフレットにまとめて配付いたします。