

・ごはん
・豆腐の中華煮
・えびの唐揚げ
・もやしのサラダ
・牛乳

今日は、5年生の食育授業で、和食文化国民会議認定講師の鍵冨茂様を講師としてお招きし、「和食とは何か」「だしとは何か」についてご講義いただきました。前半は和食についてのお話でした。和食とは四季や行事食を大切にしている食文化であること。昆布と鰹節は旨味の相乗効果により1+1=4〜5にもなることや、配合のバランスがよくないと旨味が活かされないこと、鰹節と昆布のもつ旨みは世界最高レベルである事等を教わりました。
後半は昆布だけでとった出汁と、昆布と鰹節両方でとった出汁の飲み比べをしました。昆布だけでも旨みはありますが、昆布と鰹節を合わせた出汁はさらに旨みを感じました。旨みは「美味しい」以外の言葉でしか表すことは難しいですが、口の中に後に残っているモヤッとしたものが旨みであると教わり、子どもたちも舌で感じながら旨味の違いをよく味わっていました。出汁の美味しさが料理を引き立てる和食には欠かせないものであることを改めて感じ、和食の素晴らしさを再確認できた時間でした。子どもたちからは、「出汁が美味しかった」「和食を大事にしたい」「和食について自学で調べたい」等の感想がありました。子どもたちには日本の食文化を誇りに思い、大切に守り伝えていける大人に育ってくれると嬉しいです。