
図書室で阿部司書が紙芝居の読み聞かせをしていました。聞いているのは・・・低学年ではなく6年生でした。どの子も真剣な眼差しで聞いていました。今月の学校だよりでお知らせしたように,6年生の全国学力テストの国語の平均正答率は,新潟市・新潟県・全国と比較して約10ポイント高くなっています。その理由の一つとして,当校が力を入れている読書指導の成果が現れていると考えられます。当校では,毎朝15分間の全校読書を行っています。読む本は9類(文学)と決めています。(朝読書以外に読む本は自由) 朝読書の15分間は校舎内がしーんと静まりかえって子どもたちが物語の世界に没頭しています。日常的な読書が習慣になると,集中力が付くとともに,語彙力や読解力,表現力が向上します。文部科学省も正式に「家庭にある本の数が多いほど全国学力テストの正答率が高くなっている」と発表しています。
一般的な6年生だと,紙芝居を低学年向けのものと考えて真面目に聞かない子がいそうです。茨曽根小の6年生は「本を読むことが好きです」という子が100%です。紙芝居の物語も心から楽しんでいると感じました。